空き家の賃貸をお勧めしてる当サイトですが、賃貸にはデメリットがあります。
この記事ではそれらを詳しく解説し、対策までご紹介します!
「空き家を貸すのはリスクが高いって聞くけど、本当?」
「実家を貸したいけど、失敗はしたくない」
そんな不安や疑問をお持ちの方は、ぜひ最後までお読みください。
デメリット1:費用がかかる(それ以上のリターンはある)
不用品の処分や片付けの費用
受け継いだ実家には荷物が残っている事が多いですよね^^;
これらの処分は廃品回収業者などに依頼する事もできますが、費用が発生してしまいます。
またテレビ・冷蔵庫など処分に費用のかかるものもありますね。
これらは貸し出しに関係なくいずれは発生する費用ともいえますが…。
対策:自分で片付けたり、メルカリやジモティーを活用する
手間はかかりますが、自分で清掃工場に持ち込むと安く済みます(量が少なければ無料となる自治体もあるようです)。
また、リサイクルショップに持ち込んだりメルカリなどで売却する事で利益を得られる可能性もあります!
わたしも祖父のよく分からない壺を持ち込んだところ、5,000円になり喜んだ経験があります😊
…レコードやお皿は値段がつかず落ち込みましたが。
その他に、ジモティーで「現地まで取りに来れば、無料で差し上げます」と宣伝し回収してもらう方法もありますね。
処分費用の軽減になりますが、宣伝・メッセージのやり取り・当日の対応など様々な手間は発生します。
クリーニング、リフォームなどの費用
住んでいたお家は、貸し出す前にクリーニングをする事が一般的です。
築年数が古い物件の場合、リフォームが必要になることもあります。
水回りのリフォーム等は、まとまった費用がかかりますよね^^;
対策:なるべく自分で行う、リフォームする場合は相見積もりを取る
クリーニングや簡単な修繕は自分ですることもできます。
DIYが好きな方は楽しみながら費用を削減できます^ ^
プロにお願いする場合は複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。
ただし最安だけを考えて発注すると、悪質な業者にあたってしまうこともあります。
それに「とにかく安くして!」という姿勢は業者さんにとっても迷惑かもしれません。
そのため相見積もりの了承を得たり、予算を先に伝えるなど誠意をもって依頼する事が重要だと私は考えています。
信頼できる業者さんを見つけるためには、家族・友人・ベテラン大家さんに紹介してもらう手もあります(北関東エリアであれば、わたしが紹介できるかもしれません^ ^)
コスト削減のためには、他にも「必要以上のリフォームはしない」という事も重要です。
まずは最低限のリフォームを行い、なかなか借り手がつかない時に追加リフォームを検討する方が費用を抑えられます。
ただし貸し出すまでに時間がかかると、その分家賃収入が減ってしまうことは理解しておく必要があるでしょう。
貸し出せれば、かかった費用以上のリターンは見込める
対策ではありませんが、入居者さんを獲得することでかかった費用は家賃は回収できます^ ^
リフォームに50万円かけたとしても、家賃6万円で貸し出せれば1年程度で費用は回収できますね。
売却へ方向転換した場合でも、売却価格が上がる可能性もあります。
クリーニングも同様で、プロに頼んで費用がかかったとしても、キレイな家のほうが家賃や売却額が上がりやすいです(入居者も得やすくなります)。
無計画に高額のリフォーム費用をかけることオススメしませんが、適切なリフォームはそれ以上のリターンをもたらしてくれるとわたしは考えています^ ^
デメリット2:入居後は大家業をする必要がある
実家を貸し出した後は大家さんとなって以下の仕事をする必要があります。
入居者さんの対応
大家として、入居者さんからの問い合わせやクレームに対応します。
よくある問い合わせは設備故障などでしょうか。
入居者さんだけでなく、近隣の方から連絡が入ることもあります。
そのほかにも家賃回収や、入退去の手続きなども忘れてはいけません。
いつも発生するお仕事ではありませんが、対応は手間ですよね^^;
対策:管理会社への委託
上記のお仕事は不動産管理会社に委託することができます。
当然管理費用はかかりますが、相場はなんと「賃料の5%」です。
1ヶ月の家賃が5万円だとすれば、管理会社さんに払う費用は1ヶ月2,500円のみ。
このコストで1ヶ月間入居者さんの対応から家賃回収までしてくれます(費用や仕事の範囲は管理会社により異なります)。
本当にありがたい。
もちろん自分で管理することで利益を増やすことはできますが、わたしは管理会社さんに助けてもらうことで手間なく安心して賃貸経営を行うことができています。
建物の維持管理
建物は、日常生活による使用や老朽化によりどんどん劣化していきます。
そのため定期的なメンテナンスが必要です。
業者さんの手配をしたり、メンテナンスのために費用を貯めておく必要があります。
事前にしっかりと計画を立てておいたり、先ほど紹介した管理会社さんに委託するなどで対策をすることが出来ます。
費用については、家賃収入の一部を積み立てておくのもおすすめです。
確定申告などの事務作業
不動産賃貸業を行う場合、確定申告などの事務作業が発生します(利益20万円以下は確定申告不要の場合もあります)。
収入や支出の管理は面倒に感じる方もいるかもしれません。
対策:会計ソフトの活用や税理士への依頼
費用はかかりますが、会計ソフトを導入する事で負担を大きく軽減できます。
会計ソフトとは、支出の動きを管理・集計して帳簿や決算書を自動で作ってくれる便利なソフトです。
銀行口座やクレジットカードを連携する事で、収入や支出(経費)の入力すら不要になります^ ^
会計ソフトを使っていれば確定申告に必要な決算書や申告書の作成も非常に楽になります。
もちろん多少の入力の手間はありますが、意外と楽しいので苦にならない人も少なくないでしょう。
わたしは桃鉄(お金を増やすゲーム)をやっている気分で楽しんでます笑
それすら面倒な場合は、税理士さんに依頼する方法もあります。
ただし費用は安くないので、家賃収入が少ないうちはあまりオススメできません。
不動産収入を得られてもほとんど手元に残らなくなってしまいます^^;
まとめ:デメリットはあるけど対策は可能!
今回の記事のまとめは以下のとおりです。
初期費用と手間
実家を貸し出すには、片付けやリフォームなどに初期費用や手間がかかります。
片付けはなるべく自分で行ったり不用品を売却することで費用を削減する事ができます。
リフォームもDIYをしたり相見積もりをするなどで費用を抑えることが可能です。また最低限のリフォームに留める事もポイントです。
大家業をする必要がある
入居者対応や契約作業などの手間が発生します。
こちらは管理会社へ委託可能で、費用も家賃の5%程度どリーズナブルのためオススメです。
その他にも事務作業が発生しますが、会計ソフトの利用により負担は軽減できます。
この記事では、これらのデメリットを具体的に解説し、それぞれの対策を提案しました。
実家を貸し出すことは安定した収入源となり得ます^ ^
この記事が、あなたの実家活用の一助となれば幸いです!
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