実家を貸す完全ガイド|手順・費用・税金をステップ別にまとめました

「実家が空き家になってしまったけど、何から始めればいいかわからない」「空き家を貸したいけど、手続きが複雑そうで不安」——そんな方のために、このサイトでは実家を貸すために必要な知識をステップ別に公開しています。

わたし自身も、祖父から相続した築45年の一軒家を前にして、最初は途方に暮れていました^^; でも一つひとつステップを踏んでいったら、今では無事に入居者さんが決まって毎月家賃収入を得ることができています😊

下のSTEP別ガイドでは、実家を貸す全体の流れ・費用・税金・注意点をまとめています。各STEPに詳しい記事へのリンクも貼っていますので、気になる部分から読んでみてください。

💡 実家を貸すと、こんなメリットがあります

  • 管理の手間・ストレスから解放される:空き家の草刈り・換気・点検が不要に。「特定空家」指定による固定資産税6倍リスクも回避できます。
  • 毎月安定した家賃収入が得られる:月5万円なら年60万円。固定資産税や保険料を差し引いても、年40万円以上のプラスになるケースも。
  • 節税ができる:リフォーム費・管理委託料・固定資産税などを経費計上できます。青色申告なら最大65万円の特別控除も。
  • いつでも売却に切り替えられる:売却と違い「手放す」わけではないので、将来自分で使う選択肢も残せます。
  • 地域の活性化に貢献できる:人が住むことで空き家問題の解消にも一役。地方では移住者誘致にもつながります。

👉 メリットの詳細はこちら(デメリット・注意点も正直に解説しています)

実家を賃貸に出すまでの全体の流れ

まず全体像を把握しておきましょう。大きく分けると以下の4ステップです。

  • 【STEP1】学ぶーまず知識をつける
  • 【STEP2】整える―物件の準備と手続き
  • 【STEP3】貸す―入居者探しと契約
  • 【STEP4】運営する―管理と確定申告

それぞれのステップを順番に解説していきますね!


【STEP1】学ぶ―まず知識をつける

実家を貸すことを検討している方がまず気になるのは、「本当に貸して大丈夫?」という疑問ではないでしょうか。ここでは、賃貸に出すメリット・デメリットと、売却との比較をざっくり整理します。

知識なしに貸すのは危険です。たとえば「普通借家契約」で貸してしまうと、入居者が住み続ける限り退去させることができません。また、リフォーム費用・税金・確定申告の仕組みを知らないまま進めると、あとから「思ったより手残りが少ない」「申告漏れで追徴課税された」というトラブルが起きます。まずは基本的な知識をつけてから動き出しましょう。


実家の貸し方をより深く学びたい方には、書籍やYouTube・Voicyでのインプットもおすすめです。

【STEP2】整える―物件の準備と手続き

入居者を探す前に、「貸せる状態」にするための準備が必要です。名義変更・リフォーム・保険の切り替えなど、抜け漏れのないよう確認しましょう。

①まず名義変更(相続登記)が必要

2024年4月から相続登記が義務化されました。名義変更をしていないと貸し出す際に支障が出るため、最初に必ず済ませましょう。自分でやれば3〜5万円程度、司法書士に依頼すると+5〜10万円ほどです。

②片付け・不用品の処分をする

実家にはたくさんの荷物が残っていることが多いですよね^^; 費用を抑えたい方は、メルカリやジモティーを活用して「現地に取りに来てくれる方に無料で差し上げます」という方法もあります。費用の目安:0〜10万円程度。

③リフォームは「最低限」から始める

リフォームなしで貸し出すことも可能ですが、築年数が古い物件は最低限のリフォームをしておくのがおすすめです。わたしは合計約105万円かけてリフォームしましたが、家賃5万5千円で2年以内に回収できました^ ^ 費用の目安:クリーニングのみ3〜10万円 / リフォームありで30〜200万円程度。

④火災保険は「賃貸用」に切り替える

自宅用の火災保険は、他人に貸し出す際にそのまま使えないことがあります。賃貸に出す前に必ず保険会社に連絡し、「賃貸用」に切り替えましょう。


【STEP3】貸す―入居者探しと契約

物件の準備ができたら、いよいよ入居者探しです。不動産会社・家賃設定・契約の種類など、押さえておきたいポイントをまとめます。

①契約は「普通借家」か「定期借家」か

「将来的に自分で住む可能性がある」という方は定期借家契約を強くおすすめします。普通借家契約は更新が自動で続き、入居者が望む限り退去させられません。定期借家は契約期間満了で確実に終了できます。

②家賃の相場は「SUUMO」で確認

適正家賃はSUUMOで近所の似た物件を検索して確認するのが一番簡単です。管理会社にも相談すると、より正確な相場を教えてもらえます。高すぎると空室が長引き、安すぎると損をします。

③管理会社への委託で手間を大幅削減

管理会社に委託すれば、入居者対応・家賃回収・退去立会いなどをお任せできます。費用は家賃の約5%(月5万円なら月2,500円)。手間を考えると非常にコスパが高く、初めての大家さんには特におすすめです😊


【STEP4】運営する―管理と確定申告

入居後は大家として、入居者対応・建物の維持管理・確定申告などを行います。管理会社に委託していれば日常的な対応はほとんどお任せできます!

確定申告と税金のポイント

家賃収入は「不動産所得」として確定申告が必要です(給与所得者でも例外ではありません)。固定資産税・リフォーム費・管理委託料・減価償却費などを経費として計上することで、節税できます。

確定申告の手間を減らすには会計ソフト(freee・マネーフォワード)の活用が断然おすすめ。銀行口座と連携すれば収支管理がほぼ自動になります。


全体の費用・期間の目安

気になる費用と期間の目安をまとめます!

ステップ費用の目安期間の目安
STEP 1 学ぶ0円2週間〜
STEP 2 整える(登記・片付け・リフォーム)50万円〜(築浅ならもっと安い場合も)2〜6ヶ月
STEP 3 貸す(入居者募集・契約)仲介手数料(家賃1ヶ月分)1〜3ヶ月
STEP 4 運営する管理委託:家賃の約5%/月継続

トータルで入居者が決まるまで3〜6ヶ月程度が一般的です。物件の状態・エリア・季節によって変わりますが、焦らず一つひとつ進めることが大切です^ ^


【チェックリスト】実家を貸す全手順まとめ

全手順をチェックリスト形式でまとめます。印刷して使ってみてください😊

STEP 1:学ぶ

☐ メリット・デメリット・売却との比較を確認した
☐ 貸してはいけないケースに該当しないか確認した
☐ このサイトのおすすめコンテンツ(書籍・YouTube・Voicyなど)に目を通した
☐ 賃貸に出すことで十分な収益が見込めると判断した
☐ 家族に相談・報告をした
☐ 市区町村の窓口や空き家バンクへの相談を検討した

STEP 2:整える

☐ 相続登記(名義変更)が完了している
☐ 家の中の片付け・不用品の処分が完了した
☐ ライフライン(電気・水道・ガス)の開通状況を確認した
☐ リフォームが必要な箇所を確認し、複数業者から相見積もりを取った
☐ 融資(リフォームローンなど)の利用を検討した
☐ リフォーム・クリーニングが完了した
☐ 火災保険を「賃貸用」に切り替えた
☐ 事業用の銀行口座・クレジットカードの開設を検討した
☐ 必要に応じて開業届を税務署に提出した

STEP 3:貸す

☐ 不動産会社・管理会社に相談した
☐ 希望家賃と入居条件を決めた
☐ 普通借家か定期借家かを選んだ
☐ 入居者募集を開始した
☐ 賃貸借契約を締結した

STEP 4:運営する

☐ 確定申告の準備をした(会計ソフトの検討など)
☐ 管理会社への委託内容を確認した
☐ 家賃収入・経費を記帳・管理する仕組みを整えた
☐ 毎年の確定申告を期限内に行った