【売却前に知っておきたい】実家を貸す5つのメリット!家賃収入だけではありません

はじめに読んで頂きたい記事

実家が空き家になったものの、売却するにはまだ抵抗がある…という方は多いのではないでしょうか?

そんな方におすすめなのが、実家を貸し出すという選択肢です。

「空き家を貸す」と聞くと、家賃収入だけがメリットのように思えますが、実はそれ以外にも様々な恩恵があるんです。

実際に祖父の家を貸し出したわたしが「実家を貸し出すことで得られる5つのメリット」を詳しくご紹介します!

1 管理の手間から解放される

家は住んでいないとあっという間に傷んでしまいます。

わたしも祖父の家が空き家になり、時々は空気の入れ替えや掃除などをしていました。

しかし片道1時間かかるので行くだけでも大変です。

空き家を所有していると、定期的なメンテナンスや掃除、庭の手入れなど、様々な管理が必要です(草刈りしても次行くと雑草が復活しているので絶望しました笑)。

しかし空き家を貸し出すことで、管理の手間やストレスから解放されます。

特に遠方に住んでいる場合や、仕事などで忙しい場合は、これだけでも大きなメリットと言えます。

2 家賃収入が得られる

空き家を貸し出すことで、毎月安定した家賃収入を得ることができます。

不動産は持っているだけで固定資産税やその他維持費がかかりますが、家賃収入によりこれらの支払いに充てることができます。

「お家を貸すと、設備が壊れた時に大家さんの負担になっちゃうでしょ?」と言われることがよくありますが、これらに関しても家賃収入でまかなうことができます(そもそも住んでいなくても設備は劣化します)。

また、将来的に実家を使う可能性がある場合でも、家賃収入を貯蓄しておくことで、リフォーム費用や引っ越し費用などに備えることができます(期間を定めて貸す方法もあります)。

空き家であり続ける場合と比較して、大きな利益を得られるとわたしは考えています。

3 節税ができる事もある

上記のように空き家にかかる費用ってけっこうありますよね。

固定資産税、最低限のライフライン、その他修繕や移動の交通費…。

これらは空き家のままではただの出費ですが、賃貸を開始することで一部経費になる場合があります。

すごーく簡単に説明してしまうと
「年間の家賃収入は100万円だけど、費用が50万円かかったから利益は50万円です!」
と確定申告することで、経費分50万円の節税になります。

そのほかにも、空き家を貸し出すことで固定資産税や都市計画税などの税金が軽減される場合があります。

行政や税務署で詳しい説明を受けることも可能です。

税務署は無料で相談に乗ってくれるので、わたしも税金関係で分からない事がある時はよくお世話になっています(一般的な質問は電話でも可能です)。

4 経営の知識・経験が積める

これから資産を増やしていきたい人や経営の経験を積みたい人にとって、実家を貸し出すことは非常に良い機会になります。

「ただ家を貸すだけでしょ?」と思われがちですが、不動産を貸し出す過程で

  • 収支を管理するため会計の知識が得られる
  • 節税の知識が得られる
  • 契約や法律の知識も得られる
  • 不動産管理会社さんや修繕の業者さんとのやりとりが経験できる
  • マーケティング能力が向上(市場調査、企画、物件のブランディング、販売促進)

などさまざまな知識・経験・スキルが得られます。

実家を貸し出すということは「不動産賃貸経営をする」ということです。

怖がる必要はありませんが、経営に挑戦できる素晴らしい機会になると私は考えています。

5 地域活性化に貢献できる

空き家は地域においても問題視されていますよね。

衛生環境の悪化や火災・犯罪・不法投棄など様々な危険性が潜んでいます。

しかし空き家となった実家を貸し出すことで、地域に新たな住民を呼び込み、活性化に貢献できます。

まとめ

実家を貸し出すことは家賃収入以外にも、管理の手間から解放、節税、経営スキルの向上、地域活性化に貢献など様々なメリットがあります。

空き家の活用方法に悩んでいる方は、売却する前に一度、貸し出すことを検討してみてはいかがでしょうか?

実家を貸し出すために必要な知識は、このサイトで知ることが出来ます!

この記事が、空き家で困るあなたの助けになれば嬉しいです。

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