【空き家のライフライン】契約すべき?年間数万円を節約する方法や、おすすめの電力会社をご紹介!

Q&A
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はじめに:その空き家、意外とコストがかかっていませんか?

ご実家などが空き家になって、誰も住んでいないはずなのに毎月届く光熱費の請求書。

ほとんど使わない場合であっても、基本料などがあるため支出は少なくありません。

電気・ガス・水道を合計すると、年間で数万円にもなっていることもあります。

しかしそのコストは、賢く管理すれば大きく削減する事が可能です!

この記事では、ただの節約術ではなく、あなたの大切な資産である空き家を、カビや水道管の破裂、害虫といった将来もっと大きな出費につながるトラブルから守るための「賢い投資」という視点で、ライフラインの契約をどうすべきか、一つひとつ丁寧に解説していきます!

ポイントは、たった3つのシンプルな考え方です。

  • 電気は「乗り換え」:契約は続けたまま、もっとお得なプランに乗り換えて節約を計りましょう
  • ガスは「即解約」:使わないガスはコストと安全リスクの両方をなくすために、すぐに解約するのがベストです。
  • 水道は「そのまま維持」:お家の健康を守るために、水道は継続をオススメしています。

この3つのポイントを押さえるだけで、あなたの空き家の維持費が大きく削減されます。

管理方法を見直すことで無駄な出費をなくしながら、トラブル回避もしていきましょう!

ライフラインどうするのが正解?なんのために?
電気乗り換える少ない使用量にあったプランを選択しコストを下げる。凍結防止や管理作業のために解約はしない
ガス解約する無駄なコストをなくし、火事や爆発のリスクをゼロにするため
水道維持する空き家管理のために継続(掃除など)。定期的に水を流して配管の劣化・臭い・害虫も防ぐ

電気 継続しつつ、最適な電力会社に乗り換える

「電気はもったいないから解約」は絶対NG!その理由とは?

空き家は電気もほとんど使わないので、節約のため解約したくなるかもしれません。

しかし電気を継続することには様々なメリットがあります。

まずは管理作業がぐっと楽になります。

  • 掃除機でしっかりお掃除 
  • 作業で使う電気機器や、自分のスマホの充電
  • 防犯カメラやセンサーライトを設置して防犯対策にもなる
  • 換気扇の使用でカビ・腐食・悪臭を防ぐ
  • 凍結で水道管の破裂を防ぐ(給湯設備にこのような機能がある場合)

しかも電気量は最適化することで、月々の支払いは数百円程度に抑えることも可能です。

また、税金が6倍になる「特定空家」を避けることにもつながります。

特定空き家とは、自治体が「この家はちゃんと管理されていない空き家だ!」と指定されてしまうことで固定資産税の割引がなくなり、税金が最大で6倍にも跳ね上がってしまうんです 。

電気を止めずに換気やお掃除を続けることで特定空き家を、この最悪の事態を避けるためにもとても重要です。

オススメ節約術は「基本料金0円プラン」への切り替え

メリットがあるとはいえ、ほとんど使ってないのに毎月基本料金を払うのはもったいなく感じますよね。

しかし電力自由化のおかげで「基本料金0円」を掲げる新しい電力会社(新電力)への乗り換えができるようになりました!

基本料金0円の仕組みはとってもシンプル。電気を全く使わなければ(0kWh)、請求額も0円になります(一部の賦課金などを除く) 。これなら、管理で訪れた時だけ電気を使って、それ以外の期間はコストをかけない、という空き家にぴったりの使い方ができますよね。

たくさんある新電力の中から、空き家所有者の方に特におすすめのプランを比較してみました。

電力会社名基本料金料金体系解約金・期間縛り特徴・こんな人におすすめ
楽天でんき 0円従量料金(固定単価)なし料金体系がシンプルで分かりやすいのが魅力。普段から楽天ポイントを貯めている・使っている方には特におすすめです 。
リミックスでんき0円市場連動型なし(※ネット申込限定)電気の市場価格が安い時間帯に使えばお得になる可能性が。空き家のように使用量が少ないなら、価格変動のリスクもあまり気になりません 。
リボンエナジー 0円市場連動型なし市場連動型で、さらに色々な割引制度があるのが特徴。燃料費調整額が0円なのも嬉しい。
アルカナエナジー0円従量料金(固定単価)1年以内の解約で22,000円(税込)基本料金0円で、使った分の料金も比較的安いですが、1年以内に解約すると高額な解約金がかかるので注意が必要です 。
オクトパスエナジー 0円従量料金(固定単価)なし基本料金も燃料費調整額も0円の「シンプルオクトパス」というプランが空き家向き。ただし、期間限定プランの場合もあるので確認を 。

電力会社は楽天電気がおすすめ!

楽天電気は切り替えの手数料・工事費用・解約手数料がなく、契約年数の縛りもありません😊

他の電力会社はキャッシュバックなどがある場合もあります。しかし契約年数の縛りや違約金などが発生するケースも少なくありません。

空き家の場合、売却や賃貸で電気契約を突然終了する可能性が高いです。

そのようなことを考えると、解約手数料や工事費用が無い楽天が安心です^ ^

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乗り換えもとっても簡単

  1. 今の電力会社の検針票(請求書)を手元に準備。
  2. 乗り換えたい新電力の会社のウェブサイトを開く。
  3. 検針票に書いてある「供給地点特定番号」などを入力。
  4. 申し込みが終われば、あとは自動で切り替わるのを待つだけ。工事の立ち会いも基本的には不要。

電気代を限りなくゼロに近づける、もう一工夫

単純な工夫ですが「帰る前には必ずブレーカーを落とす」は重要です。

  1. 節約効果: 家電製品はコンセントに繋がっているだけで電気を消費する「待機電力」というものがあります。ブレーカーを落とせば、これを完全にゼロにできます。大きな額ではありませんが年単位で計算してみると少なくないと思います。
    「設備などのスイッチを入れたままにしてしまい、次回の空き家訪問時まで電気代を消費してしまった」というミスも防ぐことができます。
  2. 安全効果: 空き家で一番怖いのが火事です。コンセント周りのホコリなどが原因で起こる「漏電火災」は、ブレーカーを落としておけば劇的にリスクを減らせます。誰もいない家の火事は発見が遅れがちなので、この対策は絶対に忘れないでくださいね 16

もし防犯システムなどで一部の電源だけは生かしておきたいという場合は、使わない家電のコンセントを抜いたり一部のブレーターを落とすなどの方法もあります。

ただし「凍結防止のためブレーカーは落としてはいけない」という設備もあるのでしっかり確認しておきましょう😊

ガス 基本は即解約

ガス契約は「即解約」が鉄則です!

ガスについては以下の理由により解約をオススメします

理由1:お金の節約

ガスの基本料金は、使っていなくても毎月1,000円から2,000円ほどかかります 。

これを解約するだけで、年間12,000円から24,000円もの固定費がまるまる浮くことになります。大きいですよね。

理由2:あまり使わない

空き家で時々訪問する程度であれば、ガスを使う機会はあまりありません。お風呂にも入らないし、掃除なども水が出れば十分です。冬はお湯で掃除できた方が嬉しいかもしれませんが、月に数回のちょっとした掃除のためにガス料金を払うのは費用に見合わないと思います。

わたしは水の冷たさは我慢をして、入浴が必要なときは銭湯を使ったりしていました笑(ほぼありませんでしたが)

理由3:安全のために

こちらが、ガス解約を強くおすすめする一番の理由です。誰もいないお家にガスが来ている状態は、実はとても怖いことなんです。

  • ガス漏れのリスク: 長い間使われていないガス管は、古くなってガス漏れを起こすことがあります。危険だし費用面も心配です。
  • 災害時のリスク: 地震などで配管が壊れて、ガス漏れが起こる危険性もあります。

ガスの解約(閉栓)は、どうやるの?

ガスの閉栓手続きも、非常に簡単です。

  1. 過去の請求書などで、契約しているガス会社とお客様番号を確認します。
  2. ガス会社のコールセンターに電話するか、ウェブサイトから閉栓の申し込みをします。
  3. 作業員さんが訪問する日を決めます。

閉栓作業そのものにお金がかかることは、ほとんどありません(都市ガスでもプロパンガスでも同じです)。もし将来また使うことになっても、開栓手続きも基本的には無料です。作業員さんがガスメーターの元栓を閉める作業をするので、少しの時間だけ立ち会いが必要になる場合があります。

【要注意】プロパンガス(LPガス)の解約トラブルを避けるには

もしご実家がプロパンガスを使っている場合は、少し注意が必要です。プロパンガスの契約には、「無償貸与契約」という、ちょっと特殊な契約がついていることがあるんです。

これは、最初にガス管の工事や給湯器の設置費用をガス会社が肩代わりする代わりに、10年や15年といった長い期間、その会社を使い続けてくださいね、というお約束のことです。

もしこの契約期間の途中で解約しようとすると「まだ設備の代金を回収できていないので、残りの分を払ってください」と数万円〜20万円を超えるような高額な違約金を請求されてしまうことがあるんです 。これは、賢い判断であるはずの「解約」をためらわせる、大きな壁になってしまいますよね。

どうすればいいの?

  1. まずは契約書を確認!: 焦らずに、まずはプロパンガスの契約書を探してみてください。「無償貸与」や「違約金」といった言葉が書かれていないかチェックしましょう。
  2. 交渉してみる: もし高額な違約金を言われても、すぐに諦めないでください。特に契約してから長い年月が経っている場合は、安くしてもらえる可能性があります。
  3. 困ったら専門家へ相談: もしトラブルになってしまったら、一人で悩まずに専門の窓口に相談しましょう。
    • 消費者ホットライン: 電話番号は「188」(いやや!)。一番身近な相談窓口です。
    • 電力・ガス取引監視等委員会 相談窓口 
    • 国民生活センター 
    • 地域のLPガス協会など 

例外:こんな時はガス契約を続けてもいいかも

基本は即解約ですが、ごく稀に、契約を続けておいた方が良いケースもあります。

  • 1~3ヶ月以内に売ったり貸したりする予定がある場合: お家を見に来た人に、給湯器などがちゃんと動くことを見せるためです 。
  • 別荘として、しょっちゅう利用する場合: 年に何回も泊まりに行って、その度にお風呂や料理でガスを使うなら、維持した方が便利かもしれません。近所の銭湯などを使うという手もありますが😊
  • すごく古い給湯器の凍結防止のため: 昔の給湯器には、種火をつけておくことで凍結を防ぐタイプがあったそうですが、これは非常に珍しいケースです。この場合でも、留守にするときはガスの元栓は閉めておきましょう。

水道 -そのまま維持でOK!

水道は基本そのまま

水道は空き家維持管理に重要です。

掃除など家の管理に必須ですし、水道を使う事で水道管の破裂・悪臭・害虫の発生といったトラブル防止につながります。

→水道管は長い間水が流れないと、内側が空気に触れてどんどん錆びてしまいます。錆びが進むと管がもろくなって、最後には水漏れや破裂を起こしてしまうことも。

水道管が破裂したら、修理代も水漏れで家が受けたダメージも、年間の水道代とは比べ物にならないくらい大きな金額になってしまいます

嫌な臭いと害虫の侵入を防ぐ

→キッチンや洗面台の排水口の下には、「排水トラップ」という、S字などに曲がった管がありますよね。実は、あそこに溜まっている「封水(ふうすい)」という水が、下水からの嫌な臭いや害虫が上がってくるのを防ぐ「フタ」の役割をしてくれているんです。

しかしこの水は放っておくと蒸発してなくなってしまいます。だからこそ、定期的に水を流す「通水」をしてが大切なんです。

「通水」が大切なんです

大切な資産を守るために大切な通水作業、ポイントは以下の通りです。

  • どれくらいの頻度で?: 最低でも、月に1回は必ず行いましょう。水の蒸発が早い夏場は、できればもう少し頻度を上げられると安心です。
  • どれくらいの時間?: キッチン、洗面所、お風呂、トイレなど、家の中と外にある全ての蛇口から、それぞれ1分以上は水を流し続けてください。こうすることで、配管の隅々まで水をいきわたらせ、全ての排水トラップに水を満たすことができます。
  • どこをやるの?: 普段あまり使わない場所も忘れずに。台所、洗面台、お風呂、シャワー、トイレ、そしてお庭の水道など、全部です。
  • ついでにチェック!: 水を流している間に、シンクの下などから水が漏れていないか、目で見て確認する良い機会にもなります。早く見つければ、被害も小さく済みます。

これで安心!空き家管理の年間やることリスト

これまでのお話を、季節ごとの具体的な行動プランとしてまとめてみました。

毎月やっておきたい基本の管理

  • お家を訪ねて、全ての窓や押し入れの扉などを開けて、しっかり換気しましょう(出来れば1時間以上)。
  • 全ての蛇口から1分以上水を流す「通水」を忘れずに。
  • ブレーカーを一時的に「入」にして、お掃除や点検をします。
  • ポストの中身を確認し、家の周りに変わったことがないかチェック。
  • 帰る前には忘れずにメインブレーカー切ります。

夏(6月~9月)に特に気をつけたいこと

  • 目的: とにかく湿気とカビ対策!
  • 対策: 湿気がこもりやすいお風呂やキッチンの換気扇を、24時間つけっぱなしにしておくのも一つの手です。電気代は月に数百円程度と、意外と安いんです。ただし火災には要注意。
  • 排水トラップの水の蒸発が早いので、訪問する回数を増やす(2~3週間ごと)とより安心です 。

冬(12月~2月)に特に気をつけたいこと

  • 目的: 水道管の凍結を防ぐ!
  • 対策:
    • 電気を使う場合: 外にむき出しになっている水道管に、凍結防止ヒーターを取り付ける方法があります。給湯器に自動の凍結防止機能がついている場合は、コンセントが抜けていないか確認してください 。
    • 電気を使わない場合: 給湯器も含め、家全体の水道管から水を抜く「水抜き」をします。これが一番確実な方法ですが、機器の説明書をよく読んで正しく行う必要があります。
    • 最後の手段: 蛇口からほんの少しだけ水をチョロチョロと流し続ける方法もありますが、水道代がかかるので注意が必要です 。訪問頻度が少ない場合などはお勧めできません。

結論:賢い管理で、コストも不安もスッキリ解消!

空き家のライフライン管理、なんだか難しそうに感じていたかもしれませんが、実はやることはとてもシンプルなんです。

  1. 電気: 「基本料金0円」の電力会社に乗り換えましょう。帰る時はブレーカーをオフにします。
  2. ガス: すぐに解約手続きを。プロパンガスの場合、違約金について契約書で確認を。
  3. 水道: そのまま継続して、月に一度は「通水」を行いましょう。

この3つのルールを実践するだけで、年間数万円もの無駄な出費をなくせるだけでなく、火事や水漏れ、家の劣化といった、もっと大きなトラブルからあなたの大切な資産を守ることができます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

著者プロフィール
さゆ

戸建て専門の不動産賃貸経営者。
空き家になった祖父の家に困り、賃貸に挑戦する。

過去の自身のような「空き家で困っている人」の助けになるように情報発信中。

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