「実家を貸したいけど、もし家賃を滞納されたらどうしよう…」
「入居者さんとトラブルになったら、自分で対応できるだろうか…」
実家を貸すことを考えたとき、この「貸したあとの不安」の相談をよく受けます。
ですが家賃滞納や入居者トラブルのリスクは、「管理会社」と「家賃保証会社」の2つを使うことで、大家がほぼ対応しなくて済む仕組みにできます😊
逆に、これらを使わずに自主管理をすると、督促・法的手続き・夜間の緊急連絡までぜんぶ自分で背負うことになり、想像以上に大変です^^;
この記事では、家賃滞納が起きたときの実際の対処の流れ、保証会社の仕組み、そして自主管理のリスクを、大家目線でわかりやすく解説します。読み終わるころには「これなら安心して貸せそう」と思ってもらえるはずです😊
結論:滞納・トラブル対策は「管理会社+保証会社」でほぼ解決する
最初に全体像をお伝えします。家賃滞納や入居者トラブルへの備えは、次の2つを組み合わせるのが基本です。
- 管理会社…入居者対応・家賃回収・トラブルの一次対応を代行してくれる
- 家賃保証会社…入居者が滞納したとき、代わりに家賃を立て替えてくれる(代位弁済)
この2つを入れておけば、大家であるあなたが滞納者に直接督促の電話をかけたり、トラブルの現場に駆けつけたりする場面は、ほとんど発生しません。わたし自身、貸し始めてから入居者さんと直接お金のやりとりをしたことは一度もありません😊
家賃滞納が起きたときの対処の流れ
「もし滞納されたら、具体的にどういう流れで解決するの?」という点を、順を追って見ていきましょう。ここを知っておくだけで、漠然とした不安がかなり軽くなります。
ステップ① 入金確認と初期の連絡
家賃の入金日を過ぎても振り込みがない場合、まずは入居者さんへの連絡から始まります。うっかり忘れているだけのケースも多く、その場合は連絡一本で解決します。管理会社に委託していれば、この連絡は管理会社が代行してくれます。
そもそも家賃の入金は、入居者さんからの入金に関わらず期日に管理会社から行われます。そのため大家側は滞納があったことにすら気づきませんw
ステップ② 保証会社による立て替え(代位弁済)
家賃保証会社に加入していれば、入居者が滞納しても保証会社が家賃を立て替えて大家に支払ってくれます。これを「代位弁済(だいいべんさい)」といいます。つまり、入居者が払えなくても大家の口座には家賃が入ってくるということです。ここが保証会社を使う最大のメリットです。先ほどお伝えしたとおり、大家はすぐには滞納には気づかないケースがほとんどです。
ステップ③ 保証会社・管理会社による督促
立て替えたあとの督促(滞納分の回収)は、保証会社や管理会社が入居者に対して行います。大家が直接「払ってください」と催促する必要はありません。取り立ての精神的な負担がないのは、本当に大きいです。
ステップ④ それでも解決しない場合の明け渡し
長期にわたって滞納が続き、話し合いでも解決しない場合は、最終的に契約解除・建物明け渡しの手続きに進みます。ここは内容証明の送付や、場合によっては明け渡し訴訟といった法的な対応が必要になります。保証会社のプランによっては、この訴訟費用や手続きのサポートまで含まれているものもあります。
家賃保証会社の仕組みとメリット
ここで、家賃保証会社についてもう少し詳しく見ておきましょう。仕組みを理解すると、なぜ「入れておくべき」と言われるのかが腑に落ちます。
- 入居者が滞納しても、保証会社が家賃を立て替えてくれる
- 滞納分の督促・回収も保証会社が行うため、大家の手間がない
- 大家の個人口座を入居者に直接教えなくて済む(回収を保証会社が担う場合)
- プランによっては明け渡し訴訟の費用までカバーされる
保証料は基本的に入居者が負担するのが一般的です。大家にとってはリスクを大きく減らせる仕組みなので、これから貸すなら「保証会社の利用を必須にする」くらいの気持ちでいて良いと思います😊
家賃以外の入居者トラブルへの対処
トラブルは家賃滞納だけではありません。よくあるものとしては、次のようなケースがあります。
- 設備の故障(水漏れ・鍵・給湯器など)の連絡
- 近隣住民との騒音・ゴミなどのトラブル
- 契約更新・退去に関する手続きや原状回復
これらも管理会社に委託していれば、一次対応や業者の手配をすべて任せられます。入居者さんは何かあれば管理会社に連絡し、大家は報告を受けるだけ、という形になります。夜間や休日にいきなり電話が鳴る…という状況を避けられるのは、精神的にとても楽です。
退去時の「原状回復トラブル」も仕組みで防げる
入居者さんが退去するとき、意外とトラブルになりやすいのが「原状回復」です。「壁紙の張り替え代は誰が払うの?」「敷金は返ってくるの?」といった、大家と入居者の費用負担をめぐる意見の食い違いですね。
ここでまず知っておいてほしいのが、原状回復=「借りた当時のピカピカの状態に戻すこと」ではないという点です。国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、日焼けによる壁紙の変色や家具の設置跡といった、普通に暮らしていれば自然に生じる「経年劣化・通常損耗」の分は、大家側の負担とされています。これらの修繕費は、もともと家賃に含まれていると考えるためです。
一方で、入居者さんの不注意や手入れ不足で生じた汚れ・傷(タバコのヤニ汚れ、掃除を怠ったことによるカビ、ペットによる傷など)は、入居者さんの負担になります。この線引きが曖昧なまま話を進めてしまうと、「敷金を返す・返さない」でモメる原因になるんですね💦
そして大家側の対処としては、ここもやはり管理会社に任せるのがいちばんラクです😊 具体的には、次のような場面を管理会社が代行してくれます。
- 退去時の立ち会い(部屋の状態チェック)
- 修繕内容の見積もり・業者の手配
- ガイドラインに沿った費用負担の按分と、敷金の精算
わたし自身、退去のときも自分で現地に行って部屋を確認したり、入居者さんと費用の話をしたりしたことは一度もありません。管理会社がガイドラインをふまえて精算してくれるので、「揉めそうだな…」という不安を感じる場面がそもそも発生しないんです。
ちなみにガイドラインでも、原状回復トラブルは退去時(=出口)の問題に見えて、実は入居時(=入口)にきちんと部屋の状態を記録しておくことが予防になる、とされています。この入居時の記録も、管理会社に委託していれば任せられる部分です。「出口でモメないために入口で仕込んでおく」——これも、大家が自分でやらずに仕組みで防げるポイントですね😊
自主管理はここが大変:リスクを正直にお伝えします
「管理会社の手数料を節約したいから、自分で管理したい」という方もいると思います。もちろん自主管理も選択肢の一つですが、家賃滞納やトラブルの対応という観点では、正直かなり大変です。自主管理だと、以下をすべて自分でやることになります。
- 滞納が起きたときの督促・催促の連絡(精神的につらい作業です)
- 夜間・休日を問わない設備トラブルの緊急連絡への対応
- 内容証明の送付や明け渡し訴訟など、法的手続きの準備と実行
- 遠方に住んでいる場合の、現地への駆けつけ対応
特に家賃の取り立ては、精神的な負担がとても大きい作業です。わたし自身も「取り立てなんてできるだろうか、やりたくないな…」と感じていました。だからこそ、管理会社と保証会社に任せる形にしています😊
自主管理が向いているのは、「物件が近い」「時間に余裕がある」「ある程度の専門知識がある」「少しでも節約したい」という条件が揃う方に限られます。少しでも不安がある方は、無理をせず管理会社と保証会社を活用するのが、結果的にいちばんラクで安全な選択です。
費用の目安:手間を考えればコスパは十分
「じゃあ、どれくらいコストがかかるの?」という点も気になりますよね。ざっくりの目安は次のとおりです。
| 項目 | 負担する人 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 管理委託料 | 大家 | 家賃の5〜10%(月数千円) |
| 家賃保証料 | 基本は入居者 | 家賃の0.5〜1ヶ月分+年間更新料など |
管理委託料は毎月数千円ほど。この金額で、普段の管理や入金代行、滞納時の督促・トラブル対応・法的手続きの窓口までまるっとお任せできると考えると、わたしは非常にコスパが良いと感じています。手数料の詳しい相場や安くする方法は、こちらの記事で詳しく解説しています👇
👉 実家を貸すとき管理会社に頼むべき?手数料の相場とコスパを大家が本音で解説
まとめ:滞納・トラブルは「仕組み」で防げる
今回お伝えした、家賃滞納・入居者トラブルへの対処のポイントをおさらいします。
- 滞納・トラブル対策の基本は「管理会社+家賃保証会社」の組み合わせ
- 保証会社があれば、滞納されても家賃は立て替えられ、督促も任せられる
- 設備故障や近隣トラブルの一次対応は管理会社に委託できる
- 自主管理は督促・法的手続き・緊急対応をすべて自分で背負うことになり負担が大きい
- 月数千円の管理委託料は「安心を買う投資」と考えれば十分コスパが良い
「貸したあとが不安」という気持ちは、正しい仕組みを知ることでほとんど解消できます。滞納やトラブルは、根性で乗り切るものではなく「仕組み」で防ぐもの。管理会社と保証会社をうまく使って、安心して家賃収入を得ていきましょう😊
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